最新作「樹の木霊にこころ傾けて」 3訂版

2010年4月に第一稿を発表した詩を、2012年6月に改訂し、今回は最終稿に近い形で発表します。去年一年は失われた空白期間でしたので、3年越しの推敲と言えるでしょう。思いがけず言葉が流出しました。

 初稿の時にはあれほど説明文に堕していて、詩とは呼べないものでしたが、第二稿では吉増剛造のリゾームスタイルに触発を受け、新しい方法に着手しました。それでも、この時には未完成でとても満足のいく表現とは言えませんでした。

 ところが、丸一年間、法律と論理の世界で頭をフル活動させてきた後、このサイトを再構築した結果、言葉がどんどん出る感覚を得ています。

 ひとつにはボケかかった頭が活性化したのかということも考えられるでしょう。

 あるいは、過去記事を再掲する前に一通りチェックして、書き換える必要があるところを次々に改訂していったことにより、問題意識の統覚が整理されたということが考えられます。記憶の棚卸しをした感じですね。

 さらに気づいたことは、1年くらい間を置くと、自分の詩がずいぶんと客観的に見られるようになるな、と。
 ざっと読み直しただけで、悪い部分がはっきり分かることに、驚きましたそれらの多くは、勢いや熱気のままに調子に乗りすぎて書いた部分ですが......。

 直しすぎると、勢いや熱気そのものが失われて、醒めた表現になり、理知の人みたいな印象になってしまうのだね。

                  『樹の木霊にこころ傾けて

 最終稿に近いな、という感触は持っているのですが、読み返すと書き直したくなる病は不治の病のようで、また書き直すかと思いますが、掲載しておきます。

 なお、以前にアップした...『 幽明の糸紡ぎ 』
                  『 森羅の散策 』
                  『 記憶の断層 』


 なども、手を加えています。【 詩のページ 】へのリンクが分かりにくいかもしれません。

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このページは、小林由典が2014年4月23日 11:52に書いた記事です。

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