2009年12月アーカイブ

上野の森美術館「聖地チベット」-ポタラ宮と天空の至宝-展。「チベット的やり過ぎ」を感じましたが、そのやり過ぎの美の極致が表題にある観音像なのだろう。

ジャコメッティの視覚の特徴として、垂直的な構成だけでなく、ある種の縮み志向がある。これは意図するものではなく、対象が圧倒的に迫ってくるという、感覚によるものらしい。

表現はどのように始まり、どのように終わるのか。自然を離れた現代詩と現代絵画と、手段は異なっても、「始まりもなく、終わりもない」という感覚は似ているなと思える。

ジャコメッティはどのように対象を見ているのか?彼の塑像に衝撃を受けて詩の素材にも取り上げている手前、多少なりともわたしの理解を述べておくべきかと思う。

時々、絵画鑑賞についての検索があります。このサイトが誤解を与えないように、説明をしておくべきかと思います。具象画と非具象画では正反対の要素があるだろう。

自然的感性で<みえる>ことと、認識として<みる>こととは決定的に異なる。<みる>ことを意志する者は、<みえる>ことしか語らぬ人群れから追放される宿命にある。

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